糸で綴じられてだけでは強度が不十分なので接着剤で本の背中をより強いものにします。
下固め機
後方に見えるダクトは接着剤乾燥装置の余熱を逃がすためのものです。
下固め機の心臓部
3個のローラーから構成されています。ここで接着剤が本の背中に塗布されます。使用される接着剤はいわゆるボンドと呼ばれるもので、下固め用に成分が調整されています。
余計に塗布された接着剤は3番目のローラーで落とされます。
本の背中に塗られた接着剤は遠赤外線を出す乾燥機で乾燥されます。
乾燥機で暖められた接着部分の温度を下げるため、ループ状のコンベアーで時間を掛けて次の作業まで運びます。